長期優良住宅に求められる条件
●耐震性
極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること。
「地震に強く、倒壊しにくい安心の家」
●省エネルギー性
必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。
省エネ法に規定する省エネルギー基準(次世代省エネルギー基準)に適合すること=省エネルギー対策等級4
「地球にやさしく、家計にもやさしい家」
●維持管理・更新の容易性
構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること。
「メンテナンスの容易な家」
●劣化対策
数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること。
「構造や骨組みのしっかりした長く住める家」
●住戸面積
良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。
「必要な広さが確保された、暮らしやすい家」
●居住環境
良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること。
「地域のまちなみと調和した家」
●維持保全管理
建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること。
「"住まいの履歴書"付きの、長く快適に住み続けられる家」
●バリアフリー性
将来のバリアフリー改修に対応できるよう共用廊下等に必要なスペースが確保されていること。
※戸建て住宅への適用なし
●可変性
居住者のライフスタイルの変化等に応じて間取りの変更が可能な措置が講じられていること。
※戸建て住宅への適用なし
●住居履歴情報の整備
長期優良住宅に認定された住宅はその建築及び維持保全の状況に関する記録を作成し、これを保存しなければならない。
「"住まいの履歴書"付きの、長く快適に住み続けられる家」